どんな信念・哲学で診療・経営してますか?
当院では、以下のような一貫した信念・哲学を持って診療、経営を行っております。
①少子高齢化、人口減少という厳しい時代にあって、今日明日の目先の利益にとらわれず、10~20年後にも地域の皆様に信頼され、お選びいただける、魅力ある医院作りを目指す。
②地域医療に貢献するとともに、経営体力の範囲内で秩父郡市のまちづくりにも寄与する。
当方の勝手な持論ですが、医院の開業・運営は都市計画(まちづくり)の一端である、と考えています。
なぜなら、役場・警察、学校、電車・バス等と同様、病院は地域に不可欠な公共的機能だからです。
それゆえ、当院の開業・運営にあたっては、まちづくりの一端を担うという気概を持ち、秩父郡市が抱える課題は何か、そのために当院は何が出来るか等を常に念頭に置きながら、精力的に取り組んでいます。
関係方々のご尽力のおかげで、秩父郡市は今や一大観光地として発展を遂げていますが、一方で少子高齢化・人口減少といった全国共通の厳しい難題にも直面しています。秩父市試算の将来人口予測(→参考サイト)を拝見すると、極めて厳しい数字です。
追い討ちをかけるように、2013年に西武秩父線の廃線騒動、その翌年に未曾有の豪雪被害が起き、さらに同年に「全国896の市町村が2040年に消滅の危機にある」との報道もありました(→参考サイト)。
廃線騒動の直後、生まれ育った秩父の町のために何か役に立てないかとの思いもあり、当院の開業を思い立ちました。とはいえ、人口減少は経営にも直結しますから、2040年の段階で、秩父郡市とともに当院が生き残るためには、並大抵の努力では済まないと考えています。
過度に悲観も楽観もせず、冷静かつ厳しめの視点で未来予想図を描き、そこから逆算して今何をすべきかと考え抜いた結論が、上述の①~②です。これらの信念、哲学に一貫して基づき、「当院の特徴」ページ冒頭にある3つの経営理念を掲げ、当院運営に関するあらゆる取組みを精力的に行っています。
手術は行わないの? それはなぜ?
当院では手術は一切行っておりません。唯一、例外的に、 一部の患者様にレーザー治療を行うことがありますが、件数・頻度は2016/09現在で希少(数件)です。
その代わりと言っては何ですが、しがらみのない厳正中立な視点で、そもそも本当に手術が必要かどうか、手術を行って本当に十分な効果が見込めるか等を、診察の際に院長が判断させていただきます。
薬の処方と同様、手術も医師・医院により様々な考え方があると思います。少しでも効果が見込めるのならば手術をバンバン行うべきという考え方もあれば、逆に十分な効果・必要性が認められない限り、なる べく手術はすべきでないという考え方もあります。当院は、開院以来一貫して後者の立場です。
あくまで一般論ですが、どのような手術でも、失敗や後遺症(薬で言えば副作用)のリスクが大なり小なりあります。たとえ日帰り・短時間で手早く行えるとしても、体にメスを入れるという行為は一大事と言 えば一大事です(メスを使わない手術でも、同じことです)。
特にご高齢の方については、患者様のご希望をまず第一に踏まえてではありますが、基本的にはご年齢や お体へのご負担を考え、十二分な効果が見込めるか、もしくは切迫した症状等でない限り、手術には手を 出さず、現状の目の機能を維持する(薬や眼鏡矯正等、その他の手段で対処する)ようにしています。
手術等の場合、どちらの病院を紹介しますか?
上述の方針に従い、しがらみ無く厳正中立に診察させていただき、患者様のご希望を十分に踏まえ、当院では困難な手術や特殊な検査等が必要と認められる場合、大学病院等へのご紹介を行っております。(具体的なご紹介先の実績については、「当院の特徴」ページの中程をご参照ください。)
ご紹介にあたっては、患者様ご自宅からの地理的な近さだけでなく、以下に申し上げる事情なども十分に踏まえた上で、眼科専門医としての判断の下で、どちらの病院にするかを決めさせてください。
やや唐突ながら、当院院長が医師になりたての頃に、先輩医師より教わった経験談を一つご紹介します。
その先輩医師によれば、(あくまで一般論として、当院として受け売りで申し上げることですが、)患者様を他院にご紹介する場合、相手先の医師・医院の診療方針や熟練度、得意不得意、人柄、接遇サービスの水準等を十分に考慮して決める必要がある、とのことでした。
それらの判断を誤ると、その紹介先医院から更に別の医院に回されたり、紹介元の医院と大差ない診療をされて紹介元に戻されるといった事態を招き、結果的に患者様が無用にたらい回しにされ、不快な思いをすることになりかねません。ごく稀にですが、紹介先の新米医師が頓珍漢な対応をする場合もあります。
これらの話に付け加えて申し上げれば、院長自身がこれまで様々な医院で勤務してきた中での経験則として、大規模な大学病院等の場合、定期的な人事異動により担当医師が変わると、急に対応がガラッと(良い方向/悪い方向のどちらにも)変わる場合もあります。
当院よりご紹介実績のある医院については特に、その医院内における上述のような動向・事情について、なるべく情報のアンテナを張って、出来るだけ上述のような事態に陥らないように努めてはおります。
他院で処方されていた薬よりも少ないけど
手術と同様、薬についても医師・医院により様々な考え方があると思います。少しでも効果が見込めるならばどんどん処方すべきという考え方もあれば、逆に十分な効果・必要性が認められない限り、やみくもに処方すべきでないという考え方もあります。当院では、後者を開院以来一貫して貫いています。
ただし、決して薬の処方を全くしない、または極端に少ないということではありません。厳正中立な診察の上で、あくまで十分に必要と認められる、適度な種類・量を処方させていただいております。
(当院での薬の処方が極端に少なければ、近隣の薬局の経営にも重大な影響が出ます。)
他院より当院に転院された患者様について、処方する薬の種類・量を減らした、または途中で処方をストップしたケースは少なからずあります。(かなり大まかな平均の目安として申し上げればですが、)そのようなケースにおいて、他院での薬の種類・量を5とすれば、当院は4程度とご理解ください。
当院を初めて受診された患者様の中で、「様々な診療科、医院にかかっているため、処方される薬の種類・量が合計すると相当なもので、毎日毎日四六時中、薬の服用についてばかり考えていてノイローゼになる」との切実な訴えをされた方がいらっしゃいました。
様々な診療科に通っておられるならば、結果的に薬の種類・量が増えるのはある程度はやむを得ないことですが、そのような患者様におかれましては、せめて眼科の分だけでも、当院なりの判断の上で薬の種類・量を結果的に少しでも減らすことで、気分的に少しでも楽になっていただければと思います。
他院通院中だが、当院でセカンドオピニオンを
セカンドオピニオンとは、主治医以外の医師に対して、患者様が主体的にご自分の治療に関する意見を求めることです。そのようなお申出をいただいた場合、喜んでご協力させていただきます(※1)。
※1:参考のため、出来ましたら、主治医よりの紹介状、先方医院での検査結果等をご持参ください。
なお、当院では、埼玉県ならびに埼玉県医師会の先進的な取組みに賛同する形で、「患者さんのための3つの宣言」実践医療機関として登録させていただいております(→参考サイト)。その宣言の通り、セカンドオピニオンへの協力だけでなく、当院内での診療内容の透明化等にも最大限努めています。
当院では、眼科診療に関して、事情が複雑に絡み合った難しい内容を、平易な言葉や図絵等を適宜用いて直感的に分かりやすく、誤解なく簡潔にお伝えできるよう、日々研究を重ねています。
患者様より、(他院で)「難しい専門用語をひたすら羅列され、結局話が何だか良く分からなかった」、「非常に混んでいて、診察時間も短く、十分な説明が無かった」といったお話を時折伺います。
このような患者様につきましては、ご要請の上、十分なお時間を頂戴できれば、必要により個別に紙面の資料をお作りするなどして、できる限り分かりやすくご説明します(※2)。
※2:特に混雑時は、その場1回限りで全ての内容を説明しきることは、出来かねる場合もあります。
あるいは、他院で主治医が行う診療の説明は十分あるものの、それ以外の選択肢についての説明がない、又は、患者様に選択の余地を与えず、主治医が半ば強引に決めてしまう等の場合もありえます。
そのような場合も、採りうる治療の選択肢について、十分に噛み砕いた説明とともに、患者様ご自身が十分納得された上で主体的に治療方針を決めていただけるよう、当院として最大限お手伝いします。
なお、上述の通り、手術や薬に関して、(その他の面でも、)医師・医院により様々な方針・判断があり、症状・治療が難しいケースであるほど、専門家である医師の間で意見は割れやすくなります。当院院長なりの判断・方針はありますが、セカンドオピニオンの場合はあくまで中立的にご助言します。
生後すぐの乳児を診てほしいが、大丈夫?
大丈夫です。当院ではこれまでに、生後1か月未満のお子様を診療させていただいた実績もあります。院長をはじめ、子育て経験が豊富なスタッフも居りますので、安心してご来院ください。
ただし、生後すぐのお子様の場合、首が座っているかどうか等により、当院側の体制・準備が変わる場合もありますので、予めお子様の健康状態などについて詳しくお伺いすることがあります。
診療を受けたいが、幼い子供が居るもので…
ご父母様が当院で診察を受けられる間、同伴のお子様を当院スタッフがお預かりさせていただくことも可能です(ただし、予め免責事項等にご同意いただいた上、原則として閑散時に限ります)。
当院では、キッズルームを待合室の一角に設けており、ママさん目線でお子様向けの絵本やコミック類を取りそろえております。また、お子様向けの無料のお菓子類も充実しております。お子様ご本人が当院で受診されない場合(ご家族に同伴でお越しの場合)でも、ぜひ積極的にご利用ください。
また、書籍やお菓子など、今現在当院内に無いものでご希望のものがありましたら、遠慮なく受付でご要望をお申し付けください。当院の経営体力の範囲内で入手可能なものは、できるだけお応えはします。
※コロナ渦の間は、上述のサービスは停止中です。
高齢の親の診療中、用事で抜けたい
患者様ご本人のご容体、当院での診療内容等にもよりますが、原則としては、ご本人様が大人の方でいらっしゃることから、同伴のご家族の方が途中抜けていただいても結構です。
ただし、予め免責事項にご同意いただくようお願いする場合があるます。また、診療内容によっては、ご家族も診察時にご一緒にお話を聞いていただく必要が生じる場合もあります。
どんなスタッフが検査を担当するのですか?
当院では、開院以来、各種の検査は原則として、国家資格を持つ視能訓練士・看護師が行っております。
(院長が直接行うこともあります。)以前、大混雑時等の際にやむなく、事務担当者が一部の検査を担当しかけたことがありましたが、今後も余程の事態でない限り、そのような例外的な対応はいたしません。
最近の検査機器はコンピュータ制御のものが大半であり、中にはボタン一つでほぼ全自動で検査できる機器も一部あります。その意味では、未経験の無資格者が一部の検査を担当することも可能ではあります。
ですが、当院では、たとえ検査自体の自動化が進んでも、目に見えない面、または要所で人間の有資格者の専門的な判断が引き続き必要と考えており、検査における責任の所在の明確化、ならびに接遇サービスその他にも配慮して、人件費が割高となっても、原則必ず有資格者が検査を行う体制を採っております。
受付時間は何時から何時までですか?
受付開始時刻は平日午前・土曜日が朝08:40、平日午後が14:45です。受付終了時刻は診療終了時刻と同一です(平日午前12:30、平日午後17:00、土曜14:00)。開院当初は診療時間と受付時間との違いを明確にしておりませんでしたが、2016/07頃より明示的に決めさせていただきました。
朝は開院準備(待合室の清掃等)のため、08:40までは入口の自動ドアを閉め切り、ドアの外側に折り畳み式の簡易ベンチを設置しております。同時刻以前にご来院の際は、恐れ入りますが外でお待ちいただきますようお願いします(荒天時は、08:40以前でも院内でお待ちいただけるよう準備いたします)。
なお、月・水・金の昼休み中は常時スタッフが中に居るため、14:45以前でも中でお待ちいただけます。
何故夕方は5時で終わってしまうのですか?
開院当初より、平日の診療時間帯を18:00頃まで延長してほしいというご要望を多数頂戴しております。
そのため、当院としましても、診療時間帯の拡大を優先度の高い改善課題として、検討を進めています。
ですが、現状での当院側の諸々の経営事情、ならびに院長を含めた当院スタッフの家庭事情(子育て)等を踏まえ、誠に勝手ながら、当面の間は正規の診療(受付)終了時刻は引き続き17:00とさせて下さい。
現状でも、平日午後の診療が混雑した場合、17:00に臨時の予約枠を設けるなど(詳細は後述)、診療時間帯の臨時延長を必要により随時実施しております。これは、恒常的な診療時間帯の拡大に向けての布石という意味合いでもあり、今後は段階的に正規の診療時間帯を拡大してゆく方向で検討・準備中です。
予約は必要ですか? 予約なしでも大丈夫?
ご予約なしでご来院いただいても結構ですが、当院としましては、事前のご予約をお勧めしております。
ご予約の方を優先的にご案内するため、事前にご予約いただいた方が、待ち時間が比較的短くなります。
予約はインターネット(パソコン・スマートフォンの双方に対応)、お電話(0494-26-7526)の他、ご来院の際に受付でお申出いただいても結構です。ご来院の直前でも、空きがあればお受けできます。
予約時刻は原則として診療時間内に15分単位(平日午前09:00~12:15、平日午後15:00~16:45、土曜09:00~13:45)で設定している他、混雑時に臨時枠を設定しています(08:45、17:00等。後述)。
インターネットからは24時間365日いつでもお申込みいただけますが、特に初診の方は、できましたら、ご予約の際にお名前(漢字、フリガナ)、性別、診療目的・症状をご入力いただけると大変助かります。
なお、特定の目的・症状の方には、詳細を確認するため、当院からお電話を差し上げることがあります。
お電話でのご予約は、原則として当院の診療時間内に受け付けております。加えて、診療時間帯の前後1時間程度ならびに月・水・金の昼休み中も、スタッフが大抵いるため、お電話の応対はほぼ可能です。
診療時間外・休診日も事務担当者(院長親族)が電話の着信をチェックしているため、お電話を頂戴した場合、後から折返しお電話させていただく場合があります。
予約優先とはどういう意味? なぜそうなの?
患者様にとって、事前予約は、大よそでも診療終了までの時間、順番が読める等のメリットがある一方、予約に手間がかかり、気軽に行きづらくなる等のデメリットもあるかと思います。
これらの点を踏まえ、間を取る形で、当院では「予約優先」という独特の方式を採用しています。以下のように予約の有無等により患者様をグループ分けし、それによりご案内の優先度を変えています。:
※特別予約は、2017/01以降に試験導入する新方式。詳細は追ってお知らせします。
事前の予約あり/なしのどちらでも結構ですが、原則として予約なしの方よりも予約ありの方を、さらに直前に予約された方よりも前々から予約いただいている方を優先的にご案内します(※)。
※予約申込の日時による判別は、2016/10/24現在、公式ルールとしては試験的な位置付けです。
とはいえ、予約なしで来院された方を無期限にお待たせすることも出来ませんので、実際には、混雑時でも概ね3~4人(組)に1人(組)程度の割合で予約なしの方もご案内しております。
ただし、2月下旬~3月上旬の花粉症シーズン、5月の学校検診シーズン(後述)など、極端な大混雑が発生した場合、後からお越しになったご予約なしの患者様につきましては、後の日時のご予約を優先的にご用意する代わりに、その場での受診をお受けしかねる場合があります。何とぞご了承ください。
臨時枠とは何? いつ、なぜ開設するの?
予約は原則として診療時間内に15分単位(平日午前09:00~12:15、平日午後15:00~16:45、土曜09:00~13:45)でお受けしておりますが、混雑時に予約がほぼ満杯になった段階で、正規の診療時間帯の混雑緩和のため、診療時間帯の拡大も兼ね、正規の時間帯の前後に臨時の枠を開設しています。
(それゆえ、臨時枠は08:45、14:45、17:00といった時刻になります。)
元々、2016/02下旬頃、花粉症の症状の患者様が突発的に多数ご来院になり、予想以上の混雑が続いたことから、半ば苦肉の策として、非公式に即席で臨時枠を設けたのがきっかけです。その後、学校検診のお子様(※)のご来院ラッシュがあった2016/05頃から、公式な形で臨時枠を設定しております。
※毎年年度初に小中学校内で行われる眼科の集団検診において、個別の眼科受診を勧められたお子様。
花粉症シーズンに入り、予約枠が早々に埋まってしまい、その後もご予約のお電話を少なからず頂戴したため、当初はやむなく、予約なしの形で正規の診療時間内にご来院いただくよう案内しておりました。
ですが、それにより診療時間内の混雑を助長し、図らずも患者様皆様を無用に長くお待たせしてしまい、ご迷惑をおかけしました。最後の患者様がお帰りになるのが18:00を回ることもあり、当院としても、診療時間帯を延長するのと何ら変わらない結果を招いたことから、臨時枠の設定に踏み切った次第です。
臨時枠は、花粉症の症状など、診療の所要時間が短めの患者様を優先的にお受けしております。初診でコンタクトレンズをご希望など、長いお時間を要する場合はお受けしかねますので、何とぞご了承下さい。
また、このような理由のため、臨時枠はネット予約には対応しておりません(原則は電話予約のみ)。
「混雑予想」とは何ですか?
ホームページの「新着情報」欄に、この先1週間の混雑予想を公開しております。具体的には、各診療日の各時間帯30分ごとに、予想される混雑度を「◎○△×」の4段階で表しています(詳細は後述)。過去1か月程度の混雑実績も、予想と同じ形で掲載しています
また、2016/09現在で試行段階ですが、Twitter(@inaba_ganka)にホームページ上だけで表現しきれない、補足的かつ細かな情報も掲載しております。
2016/02下旬~03上旬の花粉症シーズンの混雑を踏まえ、混雑緩和の一環として、2016/04中旬から試行的に混雑予想をホームページ上に掲載したのが始まりです。患者様の反響が予想以上であったことから、本施行化し、現在も毎日更新を続けています。
診療時間中は予約の入り具合や院内の状況等を踏まえ5~30分間隔で、休診日でもネット予約等の入り具合等を見ながら、一日数回以上は更新しています。
どうやって予想してるの? 予想は当たる?
混雑予想は、予約の入り具合、当日の天候等を見て判断しています。これらの要因と実際の混雑度とは、ある程度の因果関係があり、特に後者は、実際の天気だけでなく、数日前~当日朝にテレビや新聞でどのような予報が出たかにも影響されるようです。
他にも、以下のような要因が混雑度に大なり小なり影響することが分かっています。:
他にも、大なり小なり様々な要因があります。実際に予測する上では、例えばいくつもの要因が重なる場合にご来院人数が具体的にどうなるか等、非常に奥が深く難しい面があり、日々研究を重ねています。ですが、誠に勝手ながら、これ以上は“企業秘密”とさせてください。
2016/09現在の実績で見れば、予想は常時ズバリ的中とはなかなか行きません。当たる確率は天気予報と同程度と捉えていただければ幸いです(実際、ご来院人数は天気(予報)にある程度左右されます)。
とはいえ、言い訳ばかりでお茶を濁すわけにも行きませんので、逃げも隠れもしないという意味も込めて、この先1週間の予想のみならず、過去1ヶ月分の混雑実績も常時公開しています。
予想が大幅に外れた箇所(4段階の予想が2段階以上ずれた場合)には、担当者自身への戒めも込めて、◎○△×の記号にアンダーラインを記しています。当初は空く予想で混んだ場合(◎→△、○→×)のみでしたが、現在は逆の場合(△→◎、×→○)も含めています。
混雑時はどのくらい待たされるの?
これまでは、4段階の混雑度がそれぞれ具体的にどの程度かを明確にお伝えしておりませんでしたが、患者様により解釈に差異が生じている可能性もあるので、この場である程度明確に定義します。:
ただし、実際には、簡易的に院内にご滞在中の患者様の人(組)数で判定することが多いです。
なお、この待ち時間はあくまで平均の目安です。また、30分間を平均しての混雑度を4段階で表すため、実際には一時的に混雑度の高い(低い)場合がありうる他、ご来院の微妙なタイミングや前後の患者様の診療内容などによりバラツキがある程度あり、順番の逆転現象が生じることもあります(※)。
※例えば、花粉症症状の方(基本的に検査なしで診察室に直行)ばかり何名も続けてご来院になり、その後から学校検診のお子様(視力等の検査が必須)が来院された場合、診察室の順番が詰まる一方、検査室は空いているため、予約の有無によらず後の学校検診のお子様を先にご案内することがあります。
「標準所要時間」とは何ですか?
今後の診療順番・待ち時間管理の新方式導入に備え、2016/11以降新たに導入する概念・指標です。
これまでに実施した検査・診察等に関する所要時間の統計調査の結果に基づき、様々な診療行為の断片(各検査・処置・診察等。以下、「診療要素」と呼びます)、およびそれら診療要素の組合せ、つながりとしての一連の様々な診療行為に対して定義します。
各診療要素につき平均所要時間を割り出し、それに時間余裕(平均所要時間の約1~2割)を加味し、5分単位に丸めて定めます(※)。時間余裕を加味する分、間の待ち時間を現状より短縮します。
※各所要時間、時間余裕ともに、あくまで今現在までの調査結果、経験則に基づくものであり、今後実際に新方式を運用しながら、必要により随時柔軟に数字の定義を見直します。また、患者様のご年齢等に応じ、グループ分けして定義する場合もあります(例:お子様10分/成人5分など)。
例えば、ある診療要素(「x」とします)について、所要時間が最短2分・最長20分・平均7.5分とすると、7.5分×1.2=9分となるため、5分単位に丸めて標準所要時間は10分となります。
または、平均約5分の診療要素(y)の場合、標準5分(10分)とすると、時間余裕がなさ(あり)過ぎるため、例えばyとxを必ず一緒に行う場合x+y=15分とする等、複数の要素をセットで定義します。
標準所要時間に必ず適正な「時間余裕」を含ませることがミソです。ただし、空いている場合には、時間余裕の分だけ柔軟に繰上げ、できるだけ最短時間で一連の診療を行うよう努めます。
なお、時間余裕の発想は、「渋滞学」の考え方に基づきます。車の運転時、各車が十分な車間距離を取って走ることで、事故防止だけでなく、渋滞発生時に車間距離の分だけ前に前に詰めることで、車間距離が短い場合と比べ、渋滞をかなり軽減する効果があります。
上述の時間余裕は車間距離に相当します。診療の“渋滞”を軽減できれば、後からご来院の患者様(渋滞時の後続車に相当)に対し、それだけご迷惑をおかけせずに済みます。
「レゴブロック方式」とは何ですか?
「標準所要時間」とともに2016/12より導入する新方式です。上述の「診療要素」をレゴブロックの個々のピースに例え、それらを様々組合せる(つなぎ合わせる)ことで一連の診療の流れを定義します。
「診療案内」ページの通り、様々な患者様の症状・ご来院目的に合わせて流れのひな形(基本パターン)を定義しています。結果的に基本パターン通りに診療が進むことも多いですが、患者様お一人お一人に合ったきめ細かな医療を提供するため、途中で柔軟に流れを組換えられるようにしています。
現状でも、流れの組換えはスタッフの経験則的な判断で随時柔軟に行っていますが、今後は各患者様の診療の進行状況、所要時間をコンピュータシステム上で一元的に管理し、人工知能を一部援用して、より柔軟かつきめ細かく流れの組換えを行える体制を順次構築します。
「特別予約方式」とは何ですか?
2017/01より試験導入する新方式です。「とにかく待たない、抜かれない」をコンセプトに、通常の予約よりも上位の位置付けで、まずは特定の患者様を対象に期間限定で実施します(※)。
※まずは、花粉症シーズンの混雑緩和、早期予防の促進のため、シーズン前の2017/01/20~02/18に、再診かつ花粉症症状の方を対象に、原則1日1組限定かつ条件付きでお受けします
予約料金は無料、予約時刻は診療時間内(一部、通常の診療時間の前後、臨時枠の時間帯)です。
本方式は、特定の患者様への対応ノウハウ(※)を応用したものですが、詳細は"企業秘密"です。
※例えば、頻度は低いですが、感染性の高い症状(はやり目等)の方が来院された場合、予約の有無によらず、その方のプライバシーにも配慮し、他の患者様に知られず、かつご迷惑をおかけしないよう工夫し、素早く検査・診察等に優先案内して短時間でお帰りいただいています。
なお、特別枠の予約時刻をお選びいただく際、既に通常予約がある程度入っている時間帯は避け、その時点で空いている時間帯からお選びいただきます。
今後の新方式について
現状の予約優先の仕組みの下では、どうしても混雑時に以下のような問題が生じます。:
加えて、上述のように、待ち時間のバラツキや順番の逆転現象なども、どうしても時折発生してしまいますが、患者様からの苦情やトラブルにもつながります。
そこで、これらの問題を軽減・解消するため、現状の仕組みを発展させる形で、いくつかの新方式導入の検討・準備を進めています。いずれも、混雑時に逆効果にならないよう、慎重に検討・準備を進めるとともに、試行的な実施を繰返す形で段階的に少しずつ導入します。
早速、2016/10より予約優先体制を強化し、予約申込の日時により優先度を変更しました(優先度:予約なし<当日予約<前日予約<2日前<…)。その上で、新指標「標準所要時間」、新方式「レゴブロック方式」を順次導入しました。さらに、2017/01以降、新方式「特別予約方式」も試験導入の予定です。詳細は追ってお知らせします。
コンタクトレンズ(CL)の処方せんだけ欲しい
あくまで今現在の方針としてですが、初診/再診を問わず、安全面等を十分に考慮して、CLの処方せん(指示書)を当院で発行する場合、当院内でお買い上げいただくようお願いしております。
このようなお問合せは多数頂戴しており、CLネット販売が徐々にシェアを伸ばしていることも承知しています。それゆえ、当院としても今後何らかの形で対応してゆく必要があるとの認識ではおります。
ですが、特にネット販売の場合、あくまで現状の仕組みの上でですが、患者様ご本人が直接ご購入され、かつ購入されたCLを専門家の確認なく装着されることになるため、何らかのトラブルが発生した場合のダメージ、リスク(※)を眼科専門医として大いに懸念してます。
※具体的には例えば、ご購入になったCLの使い方に起因して目の病気・障害を引き起こした場合、あるいは届いたCLのレンズ度数が合っていない等の購入トラブルが発生した場合、迅速・適切な対応が取りにくい上、CL処方せんを発行した医師としての責任範囲があいまいになること等が挙げられます。
CLは目の表面に直接装着するものであり、れっきとした医療器具の一つです。カラーコンタクトなどをオシャレ・ファッション感覚で求める方も少なくありませんが、皮膚などと比べて目の表面は細菌や汚れ、異物に対するバリアが薄く、装着・管理方法が適切でないと、すぐ目の病気・障害に直結します。
当院はメガネ・CLの販売に際して、提携販売店との間で中間マージン・キックバック的な金銭のやりとりは開院以来一切行っておりません(当院の収入は保険診療代金のみ)。CL処方せんのみの発行をお断りすることで診療をキャンセルされる方も居られるため、その点で当院としては減収になっています。
あくまでも眼科専門医としての、しがらみの無い中立的な判断の上での方針です。ネット販売の現状等を踏まえると、上述のようなトラブルの可能性は決して「万が一」と言えるほど極めて低いものではなく、トラブル発生の芽は十分身近に潜んでいると考えています。それらの点、何とぞご理解ください。
CLを全く初めて使い始めたいのですが
CLに関するご相談事は大歓迎です。院長自身が長年CLを愛用している上、当院内でのCL販売に際して提携販売店との間で中間マージン・キックバック的な金銭のやり取りは一切していないため(当院の収入は保険診療代のみ)、長年の使用経験に基づく、しがらみの無い本音のアドバイスをさせていただきます。
ただし、CL自体のご経験が今までに全く無く、当院で全く初めてCLを始められる方については、初診/再診に関わらず、一連の診療に長いお時間(最大で2時間強、待ち時間込み)を要する場合が多いため、できましたら受付終了時刻の1時間前(※)にはご来院いただくようお願いいたします。
※平日午前11:30、平日午後16:00、土曜13:00まで。CLの装着練習に手こずる方が非常に多いため。
2016/12追記:当院が初診かつCLも全く初めての方は、さらに所要時間を要する場合が多いため、できましたら受付終了の1.5時間前にはご来院下さい。
なお、上述の通り、安全面等に配慮して、当院でCL処方せん(指示書)を発行した場合は当院内でお買い上げいただくようお願いしています。ただし、不慣れな方等については、初めの数日分はトライアル(無料の試供品)をお使いいただき、問題なければ後から正式にお買い上げいただく場合もあります。
取扱うCLの種類、値段は?
当院内でのCL販売は、当院の直売でなく、提携店の取扱いになります。以下の種類を始め、豊富な種類があります。院内に価格表とともにカタログを常備しているので、遠慮なくお電話等でお問合せ下さい。なお、価格帯は市内の他のCL取扱店の標準価格と同程度です。
クーパービジョン | バイオメディックEV |
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日本アルコン | フォーカズデイ |
ボシュロム | バイオトゥルーワンデー |
ジョンソンエンドジョンソン | ワンデーアキュビュー |
クーパービジョン | バイオフィニティ |
---|---|
日本アルコン | エアオプティクスアクア |
ボシュロム | メダリストフレッシュ フィットコンフォートモイスト |
ジョンソンエンドジョンソン | 2ウィークアキュビュー |
取扱うメガネの種類、値段は?
当院では、患者様のご希望を第一に踏まえてですが、眼科診療の上で必要と認められる場合、院長がメガネ処方せん(指示書)を発行し、それに基づいてメガネをお作りいただくことがあります。その場合、後述のように、ご希望により外部の眼鏡店でもご購入は可能ですが、当院内でもお作りいただけます。
当院内でのメガネ販売は、当院の直売ではなく、提携販売店の受注販売という形になります。提携販売店では「和真」というブランドのメガネを取り扱っています。価格や品揃えなどの詳細については、「和真」ホームページをご参照いただくか、当院に直接お問合せください。
外部のメガネ店で安いのを買いたい
CLと異なり、メガネについては、当院で処方せん(指示書)をお出しした場合でも、ご希望により外部のメガネ店でお買い上げいただけます。なお、ご参考までに、開院以来の実績として、当院内で眼鏡をお買い上げになる方/外部でお買い上げになる方の割合は、大よそ半々です(2016/10/01現在)。
あくまで最安値で見ればですが、外部のメガネ店(大手チェーン店)の方が当院内の販売価格よりはお安いようです。ですが、あくまで一般論として、いかなる商品でも「安かろう悪かろう」という傾向はあると思います。当院内でお買い上げの場合、責任をもって十分なアフターサービスをいたします。
当院内でのメガネ販売に際して、提携販売店との間で中間マージン・キックバック的な金銭のやり取りは一切しておりません(当院の収入は保険診療代のみ)。ですが、販売店任せにせず、例えば修理のご依頼時にはすぐご自宅に駆け付けるなど、当院としても最大限にアフターフォローに努めています。
壊れたメガネを修理してもらえますか?
当院内でお買い上げいただいたメガネにつきましては、言うまでもなく、破損による修理や調整が必要となった場合には、お申し付けいただければ、できる限り迅速に対応させていただきます。
また、他店で購入されたメガネについて、フレームはそのままにレンズのみ交換でしたら承ります。逆に、レンズはそのままにフレームのみ交換の場合、提携販売店で取扱うフレームと合わない場合があるため、お受けしかねる場合もあります。
目に効くサプリメントって取り扱ってますか?
当院では何種類かのサプリメント等を取扱っています。これらは、メガネ・コンタクトレンズのように提携販売店ではなく、当院の直売という形になります。取扱商品と価格等は以下の通りです。:
(商品名をクリックすると、当該メーカーのページが開きます。)
インフルエンザ予防接種と同様の考え方に基づいて、諸々の経営判断を踏まえた価格設定としています。
(インフルエンザ予防接種については、(1-6)をご参照ください。)
なお、上述の取扱商品のうちサプリメント類について、質問のタイトルにあるように「目に効く ~」という形でお問合せいただくことが多いですが、メーカーのカタログに言及が無いものは、眼科医院という立場上、目への効果を公式に申し上げることはできません。
どのような人が無料送迎の対象ですか?
当院の患者様ならば、初診/再診、診療内容、ご年齢等に一切かかわらず、どなたでも結構です。 ご高齢の方、体がご不自由の方に限らず、健常なお若い方でも、往復(ご来院/ご帰宅時)送迎します。 ただし、混雑時は、ご高齢の方、障がいをお持ちの方、当院で特定の処置(散瞳)を行う方が優先です。
秩父郡市内のどちらでも、当院所有の小型の軽自動車(車いす対応)で送迎いたします。車いす自体も当院内で1台所有しています ので、ご要請いただければ、車いすを送迎車に積んでお迎えに上がります。
特に普段からお車を運転されない方については、当院ご来院の度に必ず往復とも送迎します。あるいは、 たまたまその日だけ車が使えないといった方に単発でご利用いただいても結構です。
なお、当院の近隣の薬局では、ご高齢の方、ならびにお体のご不自由な方向けに、薬を当院までお届けするサービスも行っています。診療終了直後に当院スタッフがその薬局に処方せんを届け、当院内でお待ちいただく間にお薬を届けてもらうことも可能です。
(国の方針である医薬分業の原則の下、あくまで患者様が主体的にご希望になった場合に限ります。)
送迎の途中で郵便局等に寄りたい
送迎の途上、短いお時間で済む「ついでのご用事」がおありでしたら、喜んでお付き合いします(例:郵 便局・市役所等で手続きをしたい、スーパー等で簡単な買い物がしたい)。ただし、極端に長い時間を要するご用事、送迎の経路から大きく外れる場所へのお立ち寄り、国道の大渋滞時等はお受けできません。
当院がそのような「ついでのご用事」にお付き合いできる理由は、以下の通りです。:
無料送迎はまだしも、「ついでのご用事」にお付き合いというのは、他の医院・業種においてもまず前例 が無いかと思いますが、当院として十分採算に見合うサービスですので、ぜひ積極的にご利用ください。
なお、送迎や「ついでのご用事」をダシにして高額な治療等を強要することは一切ありません(後述)。
何故無料で個別送迎するの? 採算取れるの?
一つには、上述の「②地域医療に貢献するとともに、経営体力の範囲内で秩父郡市のまちづくりにも寄与 する。」という一貫した信念に基づき、公共交通(電車・バス)が不便な環境にお住まいで、かつ自力での車の運転も困難な方(いわゆる「交通弱者」)のために、当院として出来ることに取り組んでいます。
また、往診(詳細は後述)と併せて、秩父郡市内での眼科受診率の向上に寄与するためでもあります。
個別に無料送迎と言うと、「無料で送迎なんて申し訳なくて」と遠慮される方、あるいは「無料送迎で釣 って何か高額な商品や治療法を強要するつもりでは?」と警戒される方もいらっしゃるかもしれません。
後者ではもちろんありませんし(詳細は後述)、かといって赤字で無理して行ってもおりません。
送迎をご利用の患者様に当院でごく普通に保険診療を受けていただくだけで、特に長期的に見て、十分に 採算に見合うと考えています。理由は以下の通りです。:
特に①が圧倒的に大きな要因です。②が当院で唯一送迎にかかる経費です。
保険診療での当院の売上は、診療時の保険点数の合計×10円です。そこから院内での人件費・光熱費等を差し引いた分が当院の利益ですが、お一人様あたり数百円の経費増で赤字になることはまずあり得ません。(むしろ、送迎のご利用を前提にわざわざ当院にお越しいただけるなら、十分にプラスです。)
③~⑤について、具体的な効果を数字で算出するのは難しいですが、経営上明らかに大きなプラスです。 特に⑤については、些細な事でも送迎帰着後に細かくノートに記録し、参考にさせていただいています。
無料送迎をダシにして高額商品を強要しない?
上述のように、送迎の人件費が全くかからないので、ごく普通に眼科の保険診療を受けていただくだけで十分採算に見合います。むしろ、下手にそのような強要をすると、患者様に悪い印象を 持たれてしまい、たちまち悪評が広まって逆効果です。よって、そのような強要は一切いたしません。
(あくまで診療上の判断として、結果的に眼鏡をお作りいただく、保険点数の比較的高い治療・検査をさせていただく可能性はありますが、無料送迎との因果関係は全くないものとご理解ください。)
当院の場合、上述のように、眼鏡やコンタクトレンズの販売に際して、中間マージン・キックバック的な金銭のやり取りは提携販売店との間で一切行っておりません(当院の収入は保険診療代のみ)。眼鏡は、ご希望により外部の眼鏡店でもお作りいただけます。手術も原則として行っておりません。
ちなみに、もし有給で雇用する職員が送迎を担当する場合、個別送迎だと経費が10倍程度に膨らむため、何人もの患者様に相乗りしていただくか、何回かに1回はある程度の額の商品購入や治療をしていただかないと、まず採算は取れません。人件費の有無というのは、それくらい極端な違いを生みます。
往診は行ってますか? いつ行うの?
ご体調が優れない、お体にご不自由がある等の理由によりご来院が困難な方のために、往診も精力的に行っております。上述の送迎と併せ、秩父郡市内での眼科受診率の向上に寄与するためでもあります。
送迎と同様、ご要望いただければ、秩父郡市内ならばどちらでも参ります。患者様のご自宅の他、老人ホ ーム、ケアハウス、あるいは患者様がご入院中の他医院でも結構です。原則として、毎週火・木曜の午後2時前後に往診先にお伺いいたします。
往診の申込は、送迎と同様、ネット予約ではなく、お電話もしくは直接当院にご来院の上でお願いします。 また、往診の前後、大変お手数ですが、ご家族または施設職員の方に当院までご足労いただくようお願いをしております。(保険証の一時お預かり、ご記入済の問診票のお預かり、お会計のため)
薬の処方が発生した場合、ご家族の方が往診後にお会計で当院ご来院時に処方せんをお渡しします。
(処方せんは有効期限が短いため、任意の薬局にお持ちになる際には十分にご注意ください。)
なお、当院の近隣の薬局では、薬を往診先までお届けするサービスも行っています。往診の帰還直後に当 院からその薬局に処方せんの写しを先にFAX送信し、その日のうちにお薬をお届けすることも可能です。(国の方針である医薬分業の原則の下、あくまで患者様が主体的にご希望になった場合に限ります。)
そちらまでの道のりを教えてほしいのですが
「交通案内」ページに各駅・各方面からの詳しい道順をご案内している他、幹線道路上の要所、当院の周辺などに、道案内を兼ねた電柱広告を掲出しています。双方をご参考の上ご来院下さい。
来院の途上で少しでもご不明な点がありましたら、遠慮なく当院までお電話ください。当院の近くでお迷いでしたら、当院スタッフがお迎えに出ることも可能です(ただし、混雑時は難しい場合もあります)。。
駐車場はどこですか? 何台分ありますか?
当院建物の真横に通りに面した第1駐車場(計5台分)がある他、当院を正面に見て2軒右隣に第2駐車場があります(計16台分。ただし、第2駐車場の奥側はスタッフ用駐車場を兼ねています)。開院以来の実績として、第2駐車場が全て埋まったことは一度も無く、合計の台数としては十二分と考えております。
第1駐車場の1台分と第2駐車場の通り側14台分は、停めやすく乗降しやすい「ゆったり幅」(2.9m、スーパーの車いす用駐車場よりも若干狭い程度)です。第2駐車場は、中で車の転回も楽にできます。
なお、台数に余裕がありますので、当院の近隣にお住まいで、かつ特定の処置(散瞳)を受けられる患者様については、診療終了後にしばらく車をお停めいただいたまま、一旦お帰りいただいても結構です(お申出いただければ、一旦お帰りになる際、当院の送迎車でご自宅までお送りします)。